稲永ビジターセンターは藤前干潟の自然環境、保全に向けた取り組みについて学習できる環境省の施設です。
藤前干潟は渡り鳥の中継地として、重要な場所であり、河口に広がるヨシ原や 泥の干潟にはカニ類や貝類、干潟を代表する魚のトビハゼなど数多くの生物が生息し、生物多様性の豊かな場所です。
稲永ビジターセンターでは 、 地球を旅する渡り鳥のくらしや藤前干潟がどのようにして守られたかについてくわしく知ることができます。カニやトビハゼなどの干潟に住む生きものたちも飼育展示しています。
遠くから干潟を 見ると生きものが何もいないように見えますが、藤前干潟にはなんと 120 種類以上の干潟の生きものがすんでいて、その中には絶滅危惧種もいます。
「大都会の名古屋にこんな自然が残っていたんだ!」と、きっと感動す ると思います。干潟の生きもの観察会なども定期的に行っています。海の水が引いて干潟が現れる干潮時間にぜひ来てくださいね。
藤前干潟の自然環境および、藤前干潟が保全された 経緯 について 詳しく 解説した 展示や映像から、 SDGs のそれぞれの目標について考えてみてはいかがでしょうか。
★SDGs街(マーチ)ゲームのポイントは、稲永ビジターセンター内にあるパネルからゲットできます。
SDGsフィールド
稲永ビジターセンター イナエビジターセンター
基本情報
【開館時間】
午前9時~午後4時30分
【所在地】
名古屋市港区野跡4 丁目 11 番 2 号
【休館日】
月曜日(祝日の場合はその翌日)
第3水曜(祝日の場合は第4水曜)
年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】
無料
【ウェブサイトURL】
http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/institution/index.html
※最新情報については、施設のウェブサイトよりご確認ください。